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KOTOBAYA ブログ

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「気遣い」と書くべきかなと「気を使う」
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    どうしてなのかわからないけれども、決まりだから従っていることってありませんか? 学校の規則とか、冠婚葬祭のルールとか、深く考えるとかえって混乱するから、とりあえず従っておいたほうが無難かなということは確かにありますよね。


    言葉を扱う仕事をしていても似たようなことがあります。その例が「使」と「遣」です。例えば、「気を使う」「お金を使う」「言葉を使う」など、動詞のときは「使」を用いますが、「気遣い」「金遣い」「言葉遣い」など、ほかの言葉とくっついて名詞なると「遣」を用いることになっています。これは決まりとしてそうなっているのですが、では、どうしてそうなのかについて、私は明解に説明することができません(汗)。


    気を使う  →  気遣い
    金を使う  →  金遣い
    言葉を使う →  言葉遣い
    上目を使う →  上目遣い

    ニュアンスとしては


    気を使う:「気」を「使用する/用いる」 (動作)
    気遣い :「気」を「配る/配慮する」  (心)


    言葉を使う:「言葉」を「使用する/用いる」 (動作)
    言葉遣い :「言葉」を「配る/配慮する」  (心)


    このような感じでしょうか。ただ、「気遣い」であれば、「気遣えば」「気遣うとき」のように動詞になることができます。


    名詞になっているにもかかわらず、「使」がそのまま用いられるものもあります。これはやはり「使用する/用いる」という意味合いが強いもののようです。

    ○魔法使い  ×魔法遣い
    ○猛獣使い  ×猛獣遣い
    ○召し使い  ×召し遣い
    ×蛇使い   ○蛇遣い


    でも、「魔法使い」「猛獣使い」ときて、なぜか「蛇遣い」になるところが謎ですよね。例外は多くないので別に困るほどではないのですが、どうもすっきりしないところがあります。


    この混乱は、一昔前の当用漢字において「遣」の読みが制限された経緯があるからなのだそうですが、これについては、そういう決まりになっているということにとどめたまま、今日も決まりに従って仕事をするのでありました。チャンチャン。

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