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子供、子ども、こども、どれを使いましょうか?
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     「子供」「子ども」「こども」など、コドモの表記にはいろいろあります。「子」も「供」も常用漢字なので、普通に考えれば「子供」でいいわけですが、「子ども手当」とか「認定こども園」など、政策を決める側でも表記を統一しているわけではありません。


    私はといえば、実は過去に教職に就いていたことがあるので、「子供」と表記するのはちょっと抵抗があるんです。なぜなら、教育界では「子ども」と書くのが通例だからです。根拠ははっきりしないのですが、たしか「供」というのはお供の意味があって、大人のおまけ扱いは子どもが主役の学校ではふさわしくないと教わった記憶があります。どうやら、それがすっかり刷り込まれてしまっているようです。

    あるいは別の説もあります。「供」という漢字は小学校6年生で習うので、小学校ではほとんどの期間を「子ども」とまぜ書きにして過ごします。そのため、学校では「子ども」と書くのが一般的になってしまったという説です。本当でしょうか。私が中学校に勤めていたときは、ほとんど「生徒」を使用していましたので、そのあたりの記憶はあいまいです。

    これと似たようなケースに「才」と「歳」があります。本来であれば「7歳」とか「8歳」と書くべきところを、お子さんに配慮して「7才」「8才」というように画数の少ない漢字を便宜的に使用したところ、それが一般的になってしまったようです。これは学校現場というよりは広く社会の中で使われてきました。すっかり浸透してしまった向きもありますが、もともとは「才」の字に年齢を表す意味はありませんでしたので、大人になったら、ちゃんと「28歳」とか「35歳」と書きたいところです。えっ、私は何歳かですって? それはトップシークレットですよ。

    いずれにしても、言葉というのはそれぞれいろいろなストーリーを持っているものですね。でも、法律で表記法が決められているわけでも罰則があるわけでもありませんから、固有名詞以外であれば「子供」でも「子ども」でも「こども」でもいいわけです。私は文書作成を仕事にしているのでやはり制約がありますが、そうでなければ、自分が一番しっくりくる表記を用いるのがいいですよね。

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